ユニクロは2014年夏、代表的アイテムの1つであるポロシャツのコレクションを更に進化させ、お客様の多様化するライフスタイルに合わせ、春夏シーズン通して約300種類という圧倒的なバリエーションで展開します。
ユニクロは生活をより快適に過ごせる機能性や、カジュアルウエアとして楽しめるデザイン性など、様々な素材とデザインを組み合わせてポロシャツのコレクションをつくりこみました。日常着、外出着、ビジネスでの利用はもちろん、アウトドアやスポーツなど、あらゆるシーンで活躍します。
毎日異なるモデルを着ても飽きないほど豊富なポロシャツコレクションは、全国のユニクロで順次発売され
ます。
ライフスタイルに合わせて選べるカテゴリー
清潔できちんとした印象を与えるポロシャツは、様々なシーンでファッションに取り入れる事が可能です。ユニクロは着用シーン毎に本当に必要な機能や素材、形状を考え抜き、それぞれのカテゴリーに合わせて開発を重ねてきました。
トップアスリートに愛され、動きやすく吸汗速乾性に優れた「高機能ポロシャツ」、親子で楽しめる遊び心が詰まった、ファッション性の高い「マイケル・バスティアンポロシャツ」、ビジネスシーンでも着用できるきれい目な「シャツカラーポロシャツ」、そして、ポロシャツの王道・誰からも愛される「ベーシックポロシャツ」、それぞれの着用シーンごとに細部にこだわりアップデートしました。
シーンを選ばずいつでも快適、ハイスペックな次世代ポロシャツ
今年は、女性にとって夏の悩みでもある、服への“汗ジミ”を防止し、快適に着用できるウィメンズコンフォートポロシャツを新開発したほか、メンズのドライEXポロシャツでは、炎天下の中、ハードに動き、戦うトップアスリートを支えている超速乾の高機能素材を、日常でも着やすい素材感に改良しました。従来は主にスポーツ用途で使用していたポリエステル素材を改良し、速乾性を備えながらビジネスシーンでも着用できるフォーマルなポロシャツに仕上げています。
マイケル・バスティアン氏とのコラボレーションにキッズラインが新登場
昨年メンズラインを発売し好評頂いた、ニューヨークを拠点に活躍するアメリカントラッドの代表的デザイナー、マイケル・バスティアン氏とのコラボレーションポロシャツ。今年は、彼とのコラボレーションにキッズラインが今年新登場します。親子お揃いで着用できる、連動デザインも用意し、ポロシャツの新しい楽しみ方を提案します。
夏を快適にするハイスペックな次世代ポロシャツ
女性用では汗ジミができづらいポロシャツが新登場
ユニクロと東レ（株）の共同開発による高機能なポロシャツコレクションからは、女性にとって夏の悩みである“汗ジミ”を防止機能を備え、快適な着心地を実現したドライコンフォートポロシャツを新開発しました。生地の内側には水分を拡散させて蒸発を促進する加工、表側には汗のシミが目立ちにくい加工を施すことで、汗をかいても快適な着心地を実現しています。
また、吸汗速乾性に非常にすぐれたドライEXポロシャツには、新たにカノコ地のような表面感で、ビジネスでも着用できるフォーマルなタイプが新登場します。従来同様の抗菌防臭加工も備えています。5月からユニクロのグローバル ブランド アンバサダーのプロテニスプレイヤーたちが着用するモデルは、シンプルでカジュアルなデザインに一新しました。カジュアルウエアとしてもそのまま着用できるモデルと、より動きやすいようにパターンを工夫し、実際に選手が着用するユニクロのロゴ付のモデルの2パターンをラインアップしました。
※汗ジミの目立ちにくさには、個人差があります。
今年はキッズが仲間入り
親子お揃いで着られるマイケル・バスティアン ポロシャツ
昨年から販売し、好評いただいているマイケル・バスティアンとのコラボレーションポロシャツ。ニューヨークを拠点に活躍する、アメリカのメンズウエアデザイナーである彼がデザインするポロシャツは、細かなディテールまでこだわりぬかれています。洗いこんだ雰囲気のカジュアルな風合いや、素材切替えデザイン、折り紙をモチーフにした総柄デザイン、袖口のフラップなど、遊び心が沢山つまった新しいポロシャツです。今年は、
親子で着られるよう、キッズが新登場。お揃いの柄も販売されます。
ビジネスにもフォーマルにも便利なシャツ襟仕立て
柄バリエーションが増えたドライシャツカラーポロシャツ
ビジネスやフォーマルなシーンでも涼しく着こなせるシャツ襟仕立てのポロシャツは、ジャケットのインに着用しても、1枚で着用しても格好良くきまります。今年は無地に加え、ストライプ、ボーダーが新登場。更にコーディネートの幅が広がりました。襟型は、ボタンダウンカラー、レギュラーカラー、セミワイドカラーを用意。襟の立ち上がりを美しく見せるために、芯地やステッチ等細かなところまでこだわりぬいたクリーンな印象のポロシャツです。汗をかいてもすぐに乾くドライ機能も付与しています。
誰からも愛される夏カジュアルの王道
ベーシックだからこそ、素材にこだわるドライカノコポロシャツ
コットンの生産量のうち、わずか１％未満しか取れない貴重なSUPIMA™ COTTONを使用した着心地の良いドライカノコシリーズ（プリントタイプ、ウィメンズボーダータイプは除く）。最もベーシックな王道ポロシャツだからこそ、毎日着たくなるような上質な肌触りにこだわりました。また、汗や水分をすぐに吸ってすぐに乾くドライ機能もプラスしたほか、襟もしっかりとした立体感のあるフォルムで1枚でもかっこよく着こなせるようにしました。超長綿の発色の良さを生かした豊富なカラーバリエーションも特長です。
ユニクロは2003年より、公益財団法人日本サッカー協会（JFA）が主催する「JFAキッズプログラム」に協賛し、6歳以下の未就学児限定のミニサッカーフェスティバル「JFAユニクロサッカーキッズ」を実施してきました。12年目を迎える2014年度は、参加する子どもたちに無償で配布するユニクロのオリジナルユニフォームや会場装飾を一新し、6月8日の福岡を皮切りに、全国14会場での開催を予定しています。本イベントにはこれまでに、約17万人の子ども達に参加いただいています。
ユニクロは、5月19日（月）より、世界で自分だけのTシャツをつくり、その場で直ぐに購入することができる新サービス『UTme!』（ユーティーミー）を開始します。いつでも、どこでも、スマートフォンやタブレット端末とアイディアさえあれば、簡単にオリジナルTシャツを作ることができるアプリケーションです。誰もがデザイナーになれてしまう、この新サービスアプリ、その名も『UTme!』。使い方は簡単。構想を決めてスマートフォンをシェイクするだけで、Tシャツの上に無限大のデザインが広がります。完成したオリジナルTシャツは、ソーシャルメディアを通してシェアができると共に、その場で即、購入が可能。最短翌日配送でお届けいたします。
ユニクロは、2014年秋に、大阪・梅田にグローバル旗艦店「UNIQLO OSAKA」をオープンいたします。この店舗は、大阪では「ユニクロ 心斎橋店」に次ぐ2店目のグローバル旗艦店です。
ユニクロは、2014年秋、ファミリー、学生、単身者など幅広い層が集まる、住みたい街ランキング第1位の人気の街、吉祥寺に都内最大級店舗「ユニクロ 吉祥寺店」をオープンいたします。
～「考える人」2014年夏号（新潮社）より転載～
「僕はもともと感動しやすい性格ではありますが、ユニセフはよくぞここに目をつけたと感動しました。学校の衛生に着目したことに本当に感銘を受けたのです」。そう語るのは、中国の潘氏。北京で育ち、日本大学大学院を修了したあとファーストリテイリングに入社した経歴の持ち主だ。潘氏らは四月、上海から飛行機で三時間の重慶市からさらに車で三時間近く離れた忠県の支援先小学校を視察した。重慶は、北京、上海、天津と並んで中央政府が直接統治する直轄市で、高層ビルやファッショナブルな店が増えて、猛スピードで近代化が進む熱気あふれる都市だ。ところが、そこから三時間離れた最初の視察校、忠県巴?小学校のトイレを見て、潘氏は衝撃を受けた。この学校では、ユニセフの支援によるトイレ設備の改修はまだ行われていない。
フィリピンでも、衛生面を重視して子どもにやさしい学校を作るプロジェクトへの支援が行われている。マニラから飛行機で一時間のナガ市から、さらに車で二時間半ほど行ったバスードのサンフェリペ小学校。畑や水田に囲まれたのどかな田園地帯にある。
「七％を越える高い成長率だけでなく、どんどん人口が増えている点で、フィリピンは日本とは大きく違います。日本に出張すると五十一歳の自分が若く感じられますが、フィリピンでは立派なおやじです。国民の平均年齢が二十三歳と若く、伸び盛りの国がフィリピンなのです。
交通の便の悪い、人口の少ない僻地に支援の手を差し伸べることは、一見、コストが高く効率が悪いように見える。しかし、発展から取り残されがちな僻地や低所得世帯の子どもたちにあえて手を伸ばすことが、結局は「最も効率的で効果的」な支援になるのだと、ユニクロが支援する事業をコーディネートする日本ユニセフ協会主任の鈴木有紀子氏は言う。
ユニクロは中国全域に355、フィリピンに12の店舗を展開し、さらに多くの店をオープン予定です。今後も、生まれた場所や、育った環境にかかわらず、学校に通い続けられる環境を整える応援をすることで、中国やフィリピンと共に成長していきたいと考えています。
勃興するアジア諸国───。
「基本的にはこれまでユニクロが行ってきたＣＳＲ活動の延長線上にあると思っています。というのは、私たちは単に物質的な援助をするのではなく、難民にせよ、災害被災者にせよ、障がいを持った人々にせよ、社会的に弱い立場にある人たちが自立していけるような支援を主眼に取り組んできました。彼らが自立することによって、社会全体の底が持ち上がっていく。それが私たちのめざす『世界を良い方向に変えていく』ことだと思っているからです。
さて、国際社会がいま一体となって取り組むべき目標としている「ミレニアム開発目標」の達成をめざす中で、ユニセフが進めている「公平性」に重点を置いた新戦略が注目を集めている。これを分かりやすい形で、的確に指摘したのが、二〇一〇年にユニセフ事務局長に就任したアンソニー・レークのプレゼンテーションだった。